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白日陰影

箱詰系、拘束系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

軟体詰め&搬送プレイ まとめ

軟体詰め&搬送プレイのブログまとめです。
続きを読むからどうぞ。

軟体詰め&搬送プレイ10

 気付かれた。そう思った瞬間、私の体の中で熱がより一層強く存在感を発し出し、まるで快感で自分の体がじりじりと焼かれて行くような感覚があった。
 なんでだろう。私は別に露出狂というわけではないのに、人に知られたと思うだけで快感が生じるなんて。
 私はそう思ったけど、感じている事実は変わらない。
 なんとか声を出さないように堪えようとしたけど、彼が移動し始めたのか、その振動がきっかけになってしまった。ぞわりと快感が湧き上がり、お腹の奥から胸を上がって、喉に達する。
「んぁっ」
 湧き上がる快感を堪えきれず、私は盛大に呻いてしまった。慌てて再度口を閉じたけど、声はしっかり漏れてしまったはずだ。
(しまった……大丈夫だったかな)
 一応騒ぎにはなってないみたいだから、周囲にはばれなかったみたいだ。思わず安堵して息を吐く。
 どうやら気づいた人たちに追求されるほどではなかったようだ。まあ、いくら妙な声を聞いたからって、大荷物の中に何が入っているかなんて、一般人には確認できないだろうけど。あからさまに危険物を抱えていたりするならともかく。
 ともあれ、いまだに出されないということはひとまず最悪の状況にはならなかったみたいだ。
 そのことにほっとしていると、再び彼が動き出した。どうやら目的の駅に着いたみたい。今回目的の場所はいつも利用しているラブホテルだ。彼にそこまで運び込まれる。その事実に思いを馳せるだけで、私の興奮は加速度的に上がっていく。
 その時、突然はっきりとした声で彼から声がかけられた。
「いまから男子便所に入るぞ」
 周りの状況がわからない私が周囲の状況を把握しやすくするために、あえての声かけ。
 私は普段であれば絶対に入れない、男子トイレに全裸で入ろうとしている。ぞわぞわっと体が震えて、じわじわ湧き上がる快感が背筋を這い上がる。
 いま入ったのだろうか。自分自身の匂いが充満しているから、そんな匂いはしないはずなのに、トイレの臭いがしている気がした。
 これも一種の潜入なのだろうか。やろうと思えば、私はこうやって普通は入れないところにも入れるのだろう。
 そう考えると、モラル的には許されないことだとはわかっていても、やってみたくなる。
 私は現状と想像、どちらの背徳感も堪能しつつ、興奮しすぎたのか気が遠くなって気を失った。

 急に世界が広がったように感じる。
 リュックサックの蓋が開けられたのだと、ぼーっとした頭で把握する。
「おい、大丈夫か?」
 彼が心配そうな声をかけてくれる。私は小さく固まっていた体をなんとか動かし、顔を上げる。
「う、ん……だいじょ、ぶ」
 気づけば喉がカラカラになっていて、声がうまく出なかった。詰め込まれている間は全然感じなかったけど、やっぱりだいぶ水分を失っているみたい。汗もかくわけだし。
「とりあえずアクエリアスでも飲め」
 水分補給は大事。でもまだ体はリュックサックの中にあるから、彼が甲斐甲斐しく飲ませてくれた。
「ふぅ……ありがとう」
 少し息が付けて、ホッとした。
 彼は軽く頷き、余ったペットボトルを机の上に置く。
 ふと気づけば、そこはホテルの一室だった。
「返事がなかった時はさすがに焦ったぞ」
「ああ……ごめんね。ちょっと興奮しすぎたみたい」
「気をつけろよ」
 確かにそうだ。危険なプレイをしているのだから、それなりの注意は必要だ。
「体の方はどうだ? 違和感とかはあるか?」
 彼にそう聞かれて、私は自分の体の状態を把握できる限りで把握してみる。
「うん、大丈夫みたい」
「そうか。じゃあいったんそこから出す前に…… 」
 そう言って彼は服を脱ぎ始める。
「一発口で抜いてもらおうか?」
 彼の言葉に、私は笑みを返す。
「もちろん、いいよ」
 これで少しでも彼に返せるのなら。
 私はこのプレイをできるパートナーに感謝して、彼にご奉仕するのだった。

おわり

軟体詰め&搬送プレイ9

 その時、オレは冷静だった。
 当たり前だ。そいつらが電車に乗って来た時から注意はしていたのだ。変に反応すればより怪しく思われることも想定済みだ。
 だからオレはそいつらが騒ぎ出しても特に気にしないでいた。
「変な声ってなんだよ」
「変な声は変な声だよ。きこえなかったのか?」
 大学生くらいのそいつらは、気にするほどのことでもないだろうに、しきりに声を交わしていた。全く暇な奴らほどたちの悪い奴はいない。
 オレは騒がしい奴らから逃れるように、少し離れた位置に移動する。
「んぁっ」
 間一髪だった。もう一度声がしていていたら、さすがに空耳では済まなかっただろう。
 全く、極力声はあげるなと注意していたのに。
 これはあとでお仕置きが必要だな。
 たまたま声を聞いてしまった大学生たちは、すでに興味が別のところに映ったのか、違う話をし始めていた。飽きるのが早くて助かる。
 ただ、最初に騒ぎ出した奴が一度こちらを見たのが気になった。まさかオレの背負っているリュックサックの中に人が入っているとは考えもつかないだろうが、オレに原因があるのではと思ったかもしれない。
 そこから真実に辿り着かないよう、一応は大人として願っておこう。
 一瞬だけヒヤッとした電車からオレは降りて、目的地へと向かう。
 今回オレたちが目的地としたのは、街中にあるラブホテルだ。背中にいるわけだが、一人でラブホテルを利用するみたいでなんともいえない感覚だ。
「っと、その前に……」
 オレは男子トイレに寄って行くことにした。
 リュックサックの中にいるとはいえ、裸の女を背負っていくなんて、なんともいいいがたい背徳感だ。
 オレはいったん人が周りにいないホームの端に移動する。
 そこでオレは背中に向けて声をかけた。
「いまから男子便所に入るぞ」
 返事はない。だが、背中にわずかに彼女が震えた感覚があった。
 これで周りが見えない彼女にも想像する楽しみができたというわけだ。
 彼女がどんな気持ちなのか考えつつ、オレはトイレに向かう。

軟体詰め&搬送プレイ8

 改めて考えると、背中のリュックサックの中に裸の女の子がいるなんて誰も想像していないだろう。まあ、私の場合は自分が入れそうな箱やリュックとか見るとついつい「あの中には誰か入ってるかな」と思うけど、さすがにそれは特殊な例だし。
 普通は想像しないだろうけど、もしそれを知ったらどう思うのだろう。女の子が知ってしまったら、その子の性癖を歪めてしまうかもしれない。それはちょっと可哀想かなと思う。
(そんな子が友達になってくれたら楽しいんだろうけどなぁ)
 もしそんな仲間ができたら、きっと話が盛り上がると思う。
 別に友達が少ないわけじゃないけど、さすがにこのプレイのことを話せるほど全てを晒せる友達はいない。
 私はそんな感じで箱詰め、袋詰めプレイの妄想に浸る。
 そうして過ごしていると、酸欠気味のせいも相成って、急に興奮が高まる瞬間がある。
「んぅ、ふぅ……っ」
 体の中心から熱が全身に広がっていく。胸にせり上がってきて、お尻に広がり、手足の先まで熱の快感がじわりじわりと広がる。
「ふぅ……っ、んっ……」
 自由な空間がない場所で、相変わらず彼の歩く振動を全身で感じつつ、私は呻く。
 静かにしないといけないということは自覚しているから、なんとか声を抑えようとするけど、それが中々難しかった。
 ちょっと身じろぎしかけて、完全に今取っている体勢から動けないことを自覚し、その状況自体にまた興奮する。自分の中で快感がループし、かなり私はそれに翻弄されてしまっていた。
 元からかなりドロドロではあったけど、いまや触らなくても体の感覚だけで十二分にわかるほど、私のあそこは濡れていた。熱がそこに集中している。その感覚を鋭敏に感じているだけで私は絶頂に達しそうなほどだ。
(ふっ、あぁぁっ、こえ、でちゃ……っ)
 じわりじわりと、激しい絶頂がせり上がってくる。私はそれを堪えつつ、ほとんど体の自由がないことを幸いに感じていた。これほど昂ぶった状態で体が自由だったなら、きっと私は思いっきりオナニーを始めてしまっていただろうから。
 それはさすがに彼に申し訳ないし、周囲の人にばれてしまったらとんでもないことになる。
 私はひたすら昂り続ける体に抗いつつ、耐え続ける。
 外の様子はわからないけど、歩くのが止まったところを感じると、予定していたとおり電車に乗り込んでいるみたいだった。微かに電車の走る音がしている。
 いまさらだけど、私一人を背負って長距離間移動をさせているのだから、彼にはちょっと申し訳なかった。
 彼はいまどんな気持ちで立っているのだろう。背中越しに彼の体温を少し感じる。それが心地いい。
「んんっ」
 思わず小さな声が出てしまった。危ない危ない。いくら電車の走行音で騒がしいと言っても、下手したら周囲に聞こえてしまうかもしれない。
 気を引き締めないと、そう思った時。
「なんか、変な声した?」
 彼ではない誰かの声が、妙にはっきりと聞こえた。

軟体詰め&搬送プレイ7

 ゆらゆらと揺れる感覚に包まれながら、私はまどろんでいた。
 窮屈な姿勢で身体を小さく小さく折り畳み、全然動けない状態で運ばれる感覚は、何度やっても飽きることなく、私を快楽の園へと導いてくれる。
(ふ、ぅ……)
 狭苦しいところに押し込められて、身体がその形になってしまっていっているような、危うい感覚は癖になってしまっていて、なんとなく危ないという感覚はわかるのに、私は止められないでいた。
 そういう意味で、彼には申し訳ないと思う。私が箱の中に入っているのを見つけた時の彼の何とも表現しがたい顔を思い出すと、少しだけ申し訳ない気持ちになる。
(元はといえば彼のせいだけど……)
 そう思って思わず笑ってしまった。分厚い布に遮られて彼にそれは聞こえていないだろうけど、なんとなく息を潜める。
 身体を丸めてじっとしていると、自分自身の鼓動が何倍にも大きく感じられた。
 自分の体温がリュックの中の僅かな空間に篭って、息苦しいほどの熱を感じる。それが実にいい興奮材料になって、私は高揚する意識の中どうにもならない感覚に意識が飛びそうだった。
(ふぅ……ふう……ああ、なんて……心地いい……)
 まるで母親に抱かれているような、全てを預ける安心感。彼はきっと私に気を使って、万が一にでも私を危険に晒さないように歩いているのかと思うと、本当に深い愛情を感じて、同時に私からもそれを返したいと自然に思えた。
 これほど深い愛を私は他に知らない。彼より前に男の人と付き合っていなかったわけじゃないけど、その時に発した「好き」だの「愛してる」だの言ったセリフがいかに実感の伴わない安いセリフだったのかつくづく思い知る。
 これほどの愛を教えてくれた彼には感謝してもしきれない。
 彼にそれを少しでも返せるように頑張らなければならないと、改めて強く感じた。
 でも、いまはこのプレイを楽しもう。

軟体詰め&搬送プレイ6

 フル装備で山に昇る人というのはこんな感覚なのかもしれない。
 オレは背中に彼女の重みを感じつつ、歩いていた。
 周囲には注意しつつ、とにかく目的地へと向かう。
 いまのオレの肩には彼女の命が丸ごと乗っている。それを思うと、何とも言えない感情が湧く。彼女の全てを自分のものとしているような気さえする。まあ、実際それに近い状態ではるのだが。
 オレは歩きながら、背中のリュックサックの中に詰めた彼女のことを考える。
 彼女がいまどういう気分でいるのか、オレには想像することしか出来ないが、相当苦しいことは間違いないはずだ。
 酔いに強い彼女は大丈夫だろうが、酔い易い人間なら歩く震動で酔ってしまっていることだろう。
 そう考えると、こういうプレイが出来るのも彼女の体質あってのものだということだ。
 彼女は限界まで身体を縮めて、ただでさえ窮屈な袋の中でさらにオレが運びやすくなるようにベルトでオレの背中に密着している。
 そんな彼女のことを想像すると、本当にいい彼女を得れたと思う。
 と、言っても彼女は元々こういう性癖は持っていなかった。
 最初は極々普通の、普通すぎるくらいの奴だったと記憶している。いまじゃ考えられないが、昔はそれこそ普通のセックスでさえ恥ずかしがって、嫌がるレベルだった。
 元々自身に自信がなかった彼女は、自分自身を晒すことを嫌がる傾向にあった。
 それがいまや自分からこのプレイを望むほどのメンタルになったのだから、いいのか悪いのか。
 オレとしては少し複雑な気持ちだ。まあ、別にいまの彼女が嫌いなわけじゃないから、せいぜい楽しませてもらうつもりではあるが。
 彼女を背負ったまま、オレは駅前の商店街を抜け、駅に辿り着いた。少々人通りが多くて何度かぶつかりそうになり、その度に冷や汗をかいたものだ。
「さて……と」
 オレは切符売り場で切符を買う。どうせばれた時はそれどころじゃないからいいと思うんだが、彼女がそれが嫌だというので、つも切符はちゃん人数分買うようにしていた。
 一枚はリュックサックの小さなポケットに入れておいて、電車のホームへ向かう。
 ここから電車に乗って、目的の場所へと向かうのだ。
 結構時間はかかるのだが、彼女を背負っている以上、席に座るわけにもいかない。
 重いものを背負ったまま立ち続けるのは辛いが、これくらいは我慢するとしよう。
 オレはそう考え、目的地までの電車の旅を暫し楽しむことにした。
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Author:夜空さくら

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