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白日陰影

箱詰系、拘束系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

軟体詰め&搬送プレイ5


「じゃあヒカリ、始めようか」
「はーい、永樹くん」
 大好きな彼の合図に従って、私は元気よく返事をした。
 すでに心臓がドキドキいっててうるさい。
 興奮しすぎだということは自覚していたけど、こればっかりはどうにもならない。
 私は彼が用意してくれた小さなリュックサックを見詰める。私からしても小さなリュックで、普通にその辺を歩いている人が背負っていてもおかしくなさそうな、そんなリュックだ。
 いまからその中に入って、彼に運んでもらえるのかと思うと、背筋がぞくぞくする。
 私は大きく開かれたリュックサックの底面に当たるところに、腰を降ろした。彼が敷いてくれたタオルの上にお尻を置く。
(……っ)
 その際、一瞬ひやっとした感覚があって、それが自分の股間から溢れたものがタオルに染み込んだのだと気付いた。思わず顔が熱くなる。
 幸い、声に出さずに耐えられたおかげで、彼はそのことに気付いていないみたいだ。それは少しだけ安心する。
 私は三角座りになって自分の足首を殻に寄せるように、ギュッと自分で自分の身体を抱き締めた。可能な限り小さくなるこの姿勢なら、傍から見ると本当にコンパクトにまとまってしまったはずだった。
 本当はスポーツバックとか、もっと普通なら人が入れないような鞄に詰めて欲しかったのだけど、安全性を考えるとリュックサック形状の方がいいのは確かだった。
 それにスポーツバックでは強度が足りないと言われてしまえば、リュックサックで妥協するのも仕方ない。
 彼は全開にしていたリュックサックの口のファスナーを閉めると同時に、リュックサックに付いていたベルトを締めて、私の身体をリュックサックと一体化していく。
 ひときわ強くベルトが閉められて、身体にそれが食いこむ感触が強く響いた。
「んっ……」
 ただでさえ小さく纏まっている私の身体にはその衝撃を逃がす隙間がなく、思わず声に出てしまった。
「大丈夫か?」
 彼が少し心配そうに問いかけてくる。
「うん、大丈夫。でも……なんだか縛られてるみたいで……ちょっと、気持ちいいかも」
 一瞬言うべきかどうか迷ったけど、私は素直に感じたままを言葉にした。
「あなたに抱き締められているみたい」
 言ってから言わなきゃよかったと少し後悔した。物凄く恥ずかしい。穴があったら入りたい。
 あ、いまからリュックサックに入るんだからそれでいいか。なんて考えていたら。
「あとでいくらでも抱き締めてやるよ」
 そんなことを甘い声で囁かれて、私はいよいよ赤面がやばいレベルになった。早くリュックサックに閉じ込めて欲しい。
 彼はジッパーを私の肩くらいまで引き上げると、私に頭を下げるように言う。
「はーい。それじゃあよろしくね」
 私はなるべく小さくなるように頭を伏せ、さらに小さく縮こまる。
 ジッパーが私の頭の上を通り過ぎて行く感触があった。
 私はほとんど余裕のない状態で、リュックサックの中に詰め込まれた。
(案外明るいんだなー)
 リュックサックの中は完全な暗闇というわけではなく、布地の比較的薄いところから光が入り込んでいるからほんのりと明るかった。
 閉所恐怖症でも暗所恐怖症でもないからどちらでもいいのだけど。
 彼が最後の調整をした後、どうやら肩ひもに腕を通したらしく、背中に暖かいものが触れて来た。
 結構布地がしっかりしたリュックサックだから明確にその感覚を捉えれたわけじゃないけど、彼がすぐ傍にいるということが伝わって来て、安心する。
 彼が気合いを入れる声を出したと同時に、私は浮遊感を覚えた。どうやら彼が私を背負って立ち上がったみたいだ。
 私はいよいよリュックサックに詰められたまま運ばれるのだということを感じて、胸の高鳴りが強まった。

続く

軟体詰め&搬送プレイ4

 ある程度ジッパーを上げたら、荷物の大きさに合わせてバッグの太さを変えるベルトを締め、彼女の身体を小さく絞りあげていく。
 きゅっ、とベルトを締めた。
「……んっ」
 身体を閉め上げられ、彼女が小さな声をあげる。それが妙になまめかしく感じた。
「大丈夫か?」
「……うん。大丈夫。でも……」
 彼女は言い辛そうに、けれどはっきりと口にする。
「なんだか、縛られてるみたいで……ちょっと気持ちいいかも。なんだか、あなたに抱き締めてもらってるみたい」
「……」
 オレは思わず彼女を本当に抱きしめたくなった。可愛いことを言ってくれるじゃねえか、この野郎。
「あとでいくらでも抱き締めてやるよ」
 このままだとこの場で実行しかねなかったので、オレは全精神力を動員して耐えた。作業に没頭することで、気持ちを抑える。
 ジッパーを彼女の肩くらいの高さまで引き上げると、彼女はリュックサックの中から首だけを出している状態だ。
「よし、頭を下げろ」
「はーい。じゃあ、よろしくね」
 楽しげに笑った彼女は、大人しく顔を伏せる。
 元々小柄な彼女だが、こうして小さく収まってしまうと、本当に小さくなってしまう。
 少なくとも、傍から見てこのリュックサックの中に彼女が入っているなんて思わないだろう。
 彼女の大きさに合わせてリュックサックの各部を調整すれば、それはより顕著になった。
「よし……」
 オレはそのリュックサックの肩ベルトに腕を通し、いくつも横に走るベルトを調整して、リュックサックを密着させる。
 背中越しに彼女の体温が感じられた。確かにいま彼女が自分の背負っているリュックサックの中にいるのだと、感じる。
「よし……行くか!」
 オレは気合いを入れ、ゆっくりと立ち上がる。
 いくら彼女が小柄で軽いとはいえ、人間一人分の重みが双肩にかかる。
 重心を崩さないよう、最新の注意を払いつつ、オレは玄関へと向かう。

軟体詰め&搬送プレイ3

 ある休みの日。
 朝っぱらからオレの部屋に全裸の彼女が立っていた。
 相変わらず均整の取れた、綺麗な身体だ。背が低いからモデル体型とは行かないが、日本人の理想的な美しさを有していると思う。胸のふくらみも腰のくびれも行き過ぎないレベルでバランスがよく、こんな女性が自分の彼女である事実が誇らしく感じる。
 彼女はそのあられもあない姿のまま、入念なストレッチを行って身体を解している。動きに合わせて揺れる胸や尻に目がいってしまうのは男の性という奴だろう。
「うん、準備出来たよ!」
「……おう。トイレと水分補給は済ませたか?」
「もちろん!」
 オレは頷き、早速この日のために準備したものを取り出す。
 それは、大きなリュックサックだった。登山に行けるレベルでがっちりした作りをしていて、その最大積載量はなんと50キロにもなる。
 いくつもの止め具があり、それによって背負う者の身体に密着させ、安定を高める作りだ。
(……大丈夫か?)
 オレは改めてそれを見て自問自答する。確かに説明書には50キロまで大丈夫とあったが、それはあくまで理論値だ。実際に背負ったら想定とは違う力が加わり、破損する危険がある。

 これに彼女を詰めて運ぶのだが、本当に大丈夫だろうか。

 いくら彼女が50キロよりも10キロ近く軽いとはいえ、不安は不安だ。もし紐が千切れて落下でもしようものなら、彼女は約一メートルの高さから地面に落下することになる。
 受け身も何も取れない状況でそうなれば、はっきりいって死にかねない。
 背負っているオレが転んでも同じだ。押しつぶしてしまえば彼女が危険だし、逆にオレが押しつぶされる場合もある。
 どうしたって、安全性に難はある。取り返しのつかないことになりかねない。
 そういう想いを込めて彼女を見ると、彼女は期待に目を輝かせていた。そんな期待に満ち溢れた彼女を見て、オレは腹を括った。
(……よし)
 覚悟を決めよう。
 オレはリュックサックをベッドの上に広げる。大きく口を開け、入れる準備を整えた。底に厚手のタオルを敷く。
「いいぞ。この上に座れ。……っと、その前に」
 オレはビデオカメラを回した。別にどこに売りだそうとか思っているわけではないが、記録だ。万が一の時、同意の上での行為だったと説明する材料でもある。
 あとあと見直して楽しむためが主な使用用途になっているが。
「じゃあヒカリ。始めようか」
「はーい。永樹くん」
 いかにも興奮してる様子で、彼女はそのタオルの上に腰を降ろした。三角座りで、俗にいう体育座りだ。
 腕は足首の辺りに回し、自分で自分を抱き締めるようにギュッと小さくなる。それだけで随分コンパクトにまとまってしまった。さすがの身体の柔らかさというべきだろうか。
 オレはジッパーを上げながら、彼女の身体をリュックサックの中に閉じ込めて行く。

軟体詰め&搬送プレイ2

 軟体という言葉に聞き覚えはあるだろうか。
 彼女はその体質の持ち主だった。身体を小さく纏めたり縮めたり畳んだりが得意なのだ。
 その最小単位はまさに驚くほどのもので、普通の人が決して入れない小さなスペースに入り込むことが出来た。
 小さく丸まれば掃除機の箱サイズに、平べったく身体を開けばテレビの箱にも入れる。
 その軟体を活かして彼女は狭い所に入り、楽しんでいるのだが、それ自体はまあいい。
 無論、最初に「あたし狭いところに入ってオナニーするような変態になっちゃったの!」とカミングアウトされた時は驚愕したものだが、それくらいの変態性を受け入れられないほど狭量ではないつもりだ。
 しかし、こうも不意打ち的に、発作的に狭いところに入りたがる癖はどうにかならないものだろうか。
 そんなオレの心中など知らず、暫くしてクローゼットの箱の中から出してあげた彼女は、よれよれになった服で笑っていた。
「ごめんねー。この掃除機の箱に入れるんじゃないかなー、って思ったらついムラっとしちゃって」
「……うん、まあ、いいんだけどよ」
 元々彼女がこんな性癖を得るようになったきかっけは、実際のところオレが絡んでないわけでもないので、強くは言えない。
 彼女は傍に持ち出してきた、さっきまで自分が入ってきた掃除機の箱を得意げに見せてくる。
「こんなに小さな箱にも入れるようになったよ!」
 彼女は元々軟体だったが、最近はふろ上がりの入念なストレッチなどを行うようになり、より小さな箱にも入れるようになっていた。
 そのストレッチがいい効果になっているのか、彼女の身体は付き合い始めた当初よりもさらに魅力的に健康的な肢体へとなっているのだが、彼氏として喜ぶべきか微妙なラインである。
「あー、まあ、すげえな」
 とりあえず褒めておく。彼女は嬉しそうに顔を綻ばせた。
「ねえねえ。これなら、前から言ってたことも出来ると思わない?」
「ん? あー、なるほど。あれか」
 オレは以前冗談で口にしたことを言っているのだと察して、何とも言えない気分になった。
 確かにやってみたいとは言ったけど、まさか彼女がそんなに積極的にやりたがると思っていなかったからだ。
 目を爛々と期待に輝かせて、彼女は声をあげる。
「じゃあ、さっそく次の休みとか、どう?」
「……おい、いいんだけどさ。本当にわかってるのか? もしもオレが何かミスしたら、お前の方はホントに命に関わるんだぞ? 極端な話、オレがちょっと転んだだけで、お前は大怪我必死だ。それをちゃんとわかってるのか?」
 愚問だとは思いつつ、オレはそう問いかけるしかなかった。
 彼女は少し首を傾げ、軽く頷く。
「うん。だってあなたがちゃんとあたしを守ってくれるでしょ? 全然心配してないよ」
 そんな恥ずかしいことを平然と言ってくれる辺りは、本当に可愛らしい彼女だ。
 変態プレイを行うという前提を無視すれば、心に来るセリフである。

 とりあえず、この後めちゃくちゃセックスした。 

軟体詰め&搬送プレイ1

 さっきまで部屋にいたはずの彼女の姿が急に見えなくなっていたら何の可能性を考えるだろうか。

 一番あり得るのはトイレで席を外しているということだろう。次が電話がかかってきてベランダなどに出て行った、か。
 あるいは、茶目っ気のある彼女なら、部屋のどこかに隠れて驚かそうとしているということもあり得るかもしれない。
 最悪の想像だと何も言わずに帰ってしまったとかもあるかもしれない。
 オレの場合、その心配はしておらず、理由も大体わかっていた。
 さほど広いわけでもない部屋の中なのだから、そんなに隠れたり出来るようなところはない。だが、彼女の場合思いもかけないところに入る可能性があった。
 オレは不用意にものを蹴飛ばしたりしないように気をつけながら部屋の捜索を続ける。
 クローゼットの中を開けた俺は、そこに置いてあった段ボール箱をみつめた。
 それは大体50センチ四方くらいの大きな箱で、掃除機が入っていた箱だ。
 オレは毎日掃除機をかけるほど綺麗好きというわけではないので、週末以外は箱の中に掃除機をしまっている。
 その掃除機は現在クローゼットの端に、緩衝材と一緒に放り出されていた。
「…………」
 オレはなんとも言えない気分になりながら、その箱に手をかける。
 ゆっくりと蓋を開くと、空っぽの筈の箱の中は、これ以上ないほどきっちり詰まっていた。
 一部の隙もない、とはこういうことを言うのかもしれない。

 箱の中に、彼女が詰まっていた。

 小柄な彼女とはいえ、この大きさの箱に入るには相当無理をしなければならなかったようで、かなり窮屈そうにしていた。身につけているシャツやらスカートは確実に皺になるだろう。
 詰まったままオレの目を見る彼女は、微かに笑う。
「……みつかちゃった♪」
 子供か。
 内心突っ込んだオレは、無言で蓋を閉める。
「あれ?」
 中からそんな間抜けな声が聞こえて来たが、無視してオレは蓋を滑られてクローゼットの奥に押し込む。そして、その上に小物を入れている同じくらいの大きさの箱を置いた。
「おもいよー」
 くぐもった声でそんなセリフが聞こえて来たが、オレは気にせずそのままクローゼットの扉も閉めた。まだ何か言っていたような気もするが、たぶん気のせいだ。
 一人になったオレは、ベッドの上に一人腰掛け、「考える人」のポーズで深く溜息を吐くのだった。

 狭い所に詰められたいという性癖を持つ彼女は、今日も相変わらずだ。

着包み詰め&運送プレイ まとめ

犬の着包みに詰められて長時間運送されてしまう女の子の話です。
続きを読むからどうぞ。

着包み詰め&運送プレイ20

 箱は外から見ると、本当にただの人形が入っているケースのように見えた。
 透明なカバーの上から宣伝文句のか書かれた薄い箱が覆っている。その中には、「おすわり」の姿勢で収められた犬の人形の姿があった。
 鹿原はそれに近づき、楽しげに箱を手の平で叩く。
「いやー、やっぱりいいね! この中でいまもひっそり生きている子がいると思うと興奮するよ!」
 子供のようにはしゃぐ鹿原に対し、ドライバーの男たちは苦笑いを浮かべる。
「あけすけにも程があるぞお前……まあ、いいけど」
「もう販売先は決まってるのか?」
 その質問に、鹿原は渋い顔をする。
「それが、まだなんだよねー。やっぱり人型の方が良かったのかな?」
「まあ、ただでさえ少数嗜好だろうしなー」
「実際に動いているところを見たら、違うんじゃないか?」
「そうだよね! じゃないと困るし……でもその前に、まずは教育から入らないとね!」
 鹿原は箱の窓の前に座り、にっこりと中に向けて笑いかける。
「この子もすぐに自分からこうやってきぐるみに入れられて、箱に詰めてくださいって言ってくれるようになると思うよ」
 その時が楽しみだね、と鹿原は微笑んだ。

終わり

着包み詰め&運送プレイ19

 トラックの運転席から降りた男は、さっそくその口に煙草を咥え、火を点けた。
 深く煙を吸い込み、美味しそうに吐く。
「ふぅー、やれやれ。予定よりだいぶ遅れちまったな」
「事故渋滞は仕方ねえよ。巻き込まれなくてよかったと思おうぜ」
 そこは小さな倉庫の駐車場だった。トラックの到着を受け、事務所の中から、一人の女性が顔を出す。
「お疲れさまー。大変だったね」
 煙草を吸いながら男は笑う。
「全くだぜ。鹿原さん、荷物はどこに置けばいい?」
 鹿原と呼ばれた女性は、穏やかな笑顔で応える。
「倉庫の中に入れてくれておいてくれれば、あとはこっちで片づけるよ。まあ、暫く休憩してからでいいよ」
 言いながらも、外に出て来た鹿原は、トラックの荷台へと回り込んだ。
「それより早く見て見たいから、開けてもいい?」
「いいぞ。いまの状態はわかってるのか?」
「うん。ずっとモニタリングしてたからね。いまは疲れて寝ちゃってるみたいだけど」
「そりゃそうだろ。普通ならあと五時間は早く着いてたはずだし。不足の事態が起きていたらと思うとぞっとするけどな」
「まあ、これでとりあえずこの程度の長時間輸送にも耐えられることがわかったからいいんじゃないかな!」
 嬉々とした調子の鹿原は言いながらトラックの扉の鍵を外し、扉を開放する。
 薄暗い荷台の中に、その箱はあった。

着包み詰め&運送プレイ18

 もしこのままここで漏らしてしまった場合、どうなるのだろうか。
 いくらこのスーツや着包みが高性能でも、大量の尿を吸収、処分出来るとは思えない。本来なら、ちゃんとおむつとかそういうのを身につけてから着るべきだったんじゃないだろうか?
(でも……鹿原さんは何も言ってなかった……よね……)
 漏らすことを前提としているような気もする。
 いずれにしても、そんな簡単に漏らしたりは出来ない。子供ならともかく、もうそんな歳はとうに過ぎ去っているのだから。
 とはいえ、いくら私が我慢しようと、尊厳を確保しようとしても、ずっといけなければそれは限界に達するのが生理現象なわけで。
「ンゥ……ッ! ウゥっ……」
 私の呻き声が、私自身の耳に響く。
 身体を動かそうとして、ギシギシとスーツや着包みの音が鳴った。
 浮かんだ涙は、すぐに着包みに染み込んで消えた。
 それでも我慢を続けていたけど、不意に何かに乗り上げたのか、車事態ががくんと揺れた。
 それまでほとんど刺激らしい刺激を受けていなかった私の身体に、その刺激は想像以上に大きく響いた。
(あっ……だ、め……ぇ……っ!)
 私は普通ならば絶対にあり得ない状況で。
 絶対に取ったりしない体勢で。
 誰にも知られることなく。
 漏らしてしまった。
 じわりと暖かいものが広がって行く。
 ほんの微かに、アンモニアの匂いがした。
 惨めな気持ちで泣く私の声は、誰にも届かない。
 暫く私はさめざめと泣いていた。
 一度失禁を経験した私は、もう何を考える気力もなく、ただこの時間が過ぎ去るのを待っていた。
 漏らしたから痒くなったり気持ち悪く感じたり、色々あると思っていたけど、思っていたほどの変化はなかった。
 すでにもう漏らす前とほとんど変わらない状態ですらある。
(どういう素材なんだろ……)
 都合のいいことではあったけど、気になることではある。
 そして、こんなものを用意できることは、かなり凄い組織なのかもしれない。
 そんなところに誘い込まれてしまった自分のうかつさを呪っても呪いきれない。
 この技術を医療とか介護とかそういう分野に応用すれば凄いことになりそうなのに。そう考えると少し残念だった。
 そんな風に下らないことを考えていた。
 やがて疲れ果てて眠くなってきた私は、ゆっくりと意識を闇に溶かした。

着包み詰め&運送プレイ17

 指先一つ動かせない私に、時間の経過がわかるわけがなく、もう何時間こうして車に揺られているかもわからなくなっていた。
 それでも、お腹の減り具合などから察するに、五時間くらい経っていると思う。
 これくらいの時間、こうしていると、じっとしていても喉は乾く。
 幸い、あの男の人が言っていたように、口のところに水分補給用の管があって、それを吸えば一応水分補給は出来た。
(……うぅ……あんまり呑みたくないけど……)
 幸い、水分補給に合わせて、その水分栄養も補給されているらしく、物凄くお腹が減ると言うことはなかった。
 問題はそれ以外のことだ。
 私は時々水分補給をしていく内に、その恐れていた事態が来たことを知る。
(うぅ……おトイレ……行きたい……)
 時間が経てばそうなることはわかっていた。それまでに解放されるんじゃないかと、甘い期待も抱いていた。
 けれど、やっぱりそれは甘い考えだったみたいだ。
「ウゥ……ッ」
 なんとか脱出出来れば、と考えたけど、とても自力で脱出出来るような状態ではなく、また、トイレのために解放してくれるような甘い考えも持てなかった。
 少しずつではあったけれど、私は確かに限界へと近づいていっていた。

着包み詰め&運送プレイ16

 何も見えないまま、微かな震動だけが私に伝わってくる。
 私は犬のお座りポーズのまま、長い時間をそこで過ごしていた。
 トラックの荷台というところは寒かったり暑かったりするものだとは思うけど、幸いいまの私には全く何も感じなかった。少し息苦しくはあったけど、暑さ寒さは感じない。
 普通これだけ包まれていたら暑く感じそうなものだけど、全身スーツがよっぽど性能のいいものなのか、全然暑くは感じなかった。
 全身ぴっちり覆われているのに、全然そんな感じがしない。強いて言うなら、周りの箱の方がよっぽど圧迫感を感じさせる。
(……私、これからどうなるんだろう……?)
 こうして運ばれてしまって、連れて行かれた先で何をされてしまうのか。
 もうこの状況がろくなものじゃないってことはよくわかっていた。
 鹿原さんは偶然を装っていたけど、まさかそんなわけがない。というか、それは別の意味で大変なことだ。もしもこれがあの人達の意図した状況だとすれば、少なくとも命の心配はないということなのだから、それだけは安心出来る。安心、出来ていいのかどうかは微妙なところだけど。
 ただ、このままの状態でずっと行くと、大変な事態が訪れることは明らかだった。
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夜空さくら

Author:夜空さくら

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