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白日陰影

箱詰系、拘束系の18禁小説を書いています。関連の同人・版権作品のレビューも書きます。18歳以下の閲覧禁止。

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箱詰・拘束系ネタ書き出し①

 どうにもSSが書けないので、とりあえず指を動かしてみるために、細かなネタを思いつくままに書いていく記事です。
 露出・羞恥系といえば……的なネタを取りとめもなく呟きます。

 箱詰系の王道といえば、スーツケース詰めです。
 スーツケースに工夫するのも面白いですが、もっと何か他の箱詰め系のテンプレートが出来ないかどうかを考えてしまいます……箱、という条件を満たすことを考えると、電話ボックス、クーラーボックスなどがありますが……どっちもテンプレートレベルには足りないんですよね。

 柱時計とか面白いかも、といま思いました。
 通常、柱時計の振り子が入っているところに、詰められてて、時間ごとになにかしらのギミックが発動する……みたいな。振り子時計のように、その部分がガラス張りで中が見えるようになっていたら、視覚的にも楽しめますしね。
 
[ 2016/10/10 16:00 ] 小ネタ集 | TB(0) | CM(0)

【復活の御挨拶】

皆さん、お久しぶりです。夜空さくらです。
およそ9カ月、放置してしまい申し訳ありませんでした。

なんだかんだとありましたが、ひとまず心と体は無事です。
またぼちぼちと活動を再開していきますので、宜しくお願いいたします。

まあ……さすがにちょっとしばらくは勘を取り戻すのに忙しいかとは思いますが。
そもそもどんな風にSSを書いていたのか……それすらあいまいですので。

とりあえず各ブログの調整・管理などをしていきたいと思います。
また宜しくお願いいたします。
[ 2016/10/01 22:53 ] 連絡 | TB(0) | CM(0)

あけましておめでとうございます!

皆さん、新年あけましておめでとうございます!
今年も当サイトにお越しくださり、ありがとうございます。

現状は当サイトを含め、ほとんどの活動を休止している状態ですが、今年はぼちぼち活動を再開していきたいと思います。
色々やりたいことも多いですし。

今年はがんばりますよー^w^
それでは、今年も夜空さくらをよろしくお願いいたします!
[ 2016/01/01 02:24 ] 連絡 | TB(0) | CM(2)

今年一年、ありがとうございました。

2015年、当サイトにお越しくださり、ありがとうございました!
来年は少しずつ活動を再開していきたいと考えておりますので、2016年もよろしくお願いします!

2016年が素晴らしい年になりますように。


夜空さくら
[ 2015/12/31 23:49 ] 連絡 | TB(0) | CM(0)

現在構想中の作品について

執筆中、ならぬ、構想中の作品について、とりあえずおいておく用の記事です。
もしその中で気に入った作品などがあったら、コメントしていただけると、とてもよい参考になります。


現状候補なし


どれを書くかは、その時の流れ次第ですが。
[ 2015/12/03 00:00 ] 連絡 | TB(0) | CM(0)

『白日陰影』は休止してます

現在、このブログのジャンルはお休みしています。
姉妹ブログでは執筆しているので、宜しければそちらのサイトにお越しください。

連絡板でおおまかな予定等は告知しています。
[ 2015/08/10 00:00 ] 連絡 | TB(0) | CM(0)

箱詰倶楽部自動詰め まとめ

箱詰倶楽部では様々な需要(箱詰に限る)に対応しております。
続きを読むからどうぞ。

共同小説企画「郎風学園物語」について

ピクシブの方で、共同小説企画「郎風学園物語」に参加しました。
連作作品の第二話を担当しております。

『郎風学園物語 ~大羽と正一の箱詰遊戯』

詳細はピクシブの方で見ていただくとして、このブログに来ている人にとって大事な情報だけ書いておきます。
タイトルからもわかる通り、超がっつり箱詰めものにしました^w^

ここを気に入って来てくださっている方は、ぜひともご覧くださいませ。

一応企画としてピクシブにアップしているものですので、こちらに重複投稿はしません。
アカウントを持っていなくてみられない、という方は、本当にすみません。

それではよろしくお願いします。
[ 2015/06/10 18:10 ] 連絡 | TB(0) | CM(0)

箱詰め倶楽部の出張業 後編

 服を脱いだチカは、まず技技名に開口具にしか見えないものを手渡された。
「まずはこれを口に咥えて!」
「……はい」
 もう観念しているチカは、素直に大きく口を開け、その開口具を小さな口に咥え込む。後頭部でベルトを締めるのは技技名が行った。しっかりとベルトが閉められ、開口具が動かないように固定される。
「チカにはずっと口で呼吸してもらうことになるから、鼻は塞いじゃうね! 特殊な樹脂を使うけど、あとでちゃんと溶解できるから!」
「ん……っ、あい……」
 もうすでに言葉を話すことはできないチカを少しだけ上向かせ、技技名がまるでボンドか何かのような容器のものを、チカの鼻に浅く差し入れる。そしてボトル部分を押しつぶすと、そこからどろりとした粘着性のものがチカの鼻腔を器用に埋めた。そしてその状態で固まって、もはやチカにはどんなに鼻で呼吸しようと思っても、まるで誰かの指で鼻の穴を塞がれているかのように、まったく鼻が通らなくなった。口で呼吸をすると、その開口具に空いた穴から、自然と呼吸は出来た。
「それから、ルカに挿入したのと同じものを……と」
 超小型ボンベを取り出してきた技技名に対し、慌ててチカは首を横に振った。
「んぁっ、ふぁふんふぇ!」
 自分で入れる、とチカは言おうとしたが、技技名は聞く耳持たず、その両手を器用に抑え、二つの穴にボンベを差し込んだ。
「むぐぅっ」
 思わずうなったチカだが、その開口具から空気が漏れるのみで、満足な抗議の言葉も形にならない。飛び出しているボンベの先端に透明なチューブを繋ぎ、開口具と接続する。その状態で呼吸に問題がないことを確認された。
 さらに、技技名は、透明な箱を用意した。
「さて……ここからが本題だよ」
 すでにここまでの段階で呼吸制御は完成している。透明の箱詰めになることは理解していたチカだったが、そこに用意された物を見て、不思議に思った。
 なぜなら技技名が持ってきたそれは、箱は箱でも、タダの透明な四角形の箱だったからだ。六面の内、一面が蓋のようになっていて外されているような状態。ルカやしずなが詰められた箱はそれぞれの体格に合わせていたものだったが、チカに対するそれは体格に合っているとは言い難い、むしろ大きすぎるくらいのものだった。
「……?」
 そこに詰められているのを見たところで、箱詰め愛好家は特に新鮮な驚きは感じないに違いない。色々革新的過ぎることを率先して行うような倶楽部にしては、妙だった。
 むろん、チカが感じた通り、ただ四角い箱の中に入れられておわり……というわけではなかった。
 技技名と社長は何か苦労を共通しているのか、互いに目を合わせて深く頷いている。
「いやー、正直、チカをどう詰めるかは悩んだよね!」
「ええ。チカちゃんの体格に合わせて箱を作っちゃうと、他の人との差が大きくなりすぎるのよね。そうなると積み上げた時の見栄えが悪くなるし」
「箱自体の大きさや厚みはもちろん調整できるけど、かといって、安直にパーツを厚くするだけでいいのかなって……そこで思いついたのがこの方法だよ!」
「色々な詰め方のテストも出来て一石二鳥よね」
 そういう意味でも、テスターであるチカに相応しい詰め方と言えるのかもしれない。
 果たして、技技名が四角いだけの箱に加えて持ってきたのは……「透明原液」とデカデカと書かれたドラム缶だった。チカはそれを見て、これから自分がどういう詰め方をされるのか想像がついた。
「この中には、例の透明パーツを固める前の原液が入ってるんだ! これをなみなみとこの箱の中に注いで……っと!」
 透明な箱の中に、なみなみと注がれた透明原液。それはチカが想像していたより、はるかに水っぽく、さらさらとしていた。
「よーし、チカ! この中に入って! あ、ちなみにこれ、別の薬品を入れたら固まるけど、ほんの一瞬で固まるから、安心して! 固まるときに熱は発するけど、火傷しない程度の熱だから!」
 相変わらずのオーバーテクノロジーっぷりを発揮する技術班であった。
 チカは耳栓を取り付けられ、絶対に瞼を開けないことを念押しされてから、箱の中に入った。頭のてっぺんまでが薬品の中に沈む。本当に大丈夫なのか心配ではあったが、元々危険なのは承知で倶楽部に雇われの身になったため、チカに拒否権はなかった。
 技技名が箱の蓋を閉め、チカの体は完全に透明な箱の中の透明な液体の中に揺らいでいる。
 そこに、技技名が非常に強い光をゆっくりと当てた。いきなり強力な光を浴びせられたわけではなく、技技名は非常にゆっくりと光の量を上げていったため、チカは思わず体をすくませるということもなく、じっくりと全身に強い熱を感じることとなった。
(あ……あぁっ、熱い……!)
 物が固まるときには、凍らせる時でもない限り、熱を発するものだ。技技名の言った通りかなり調整された熱ではあったが、それでも熱いものは熱い。
 思わず悶えかけたチカであったが、その時には全身浸かった薬品がすっかり固まって、指先一つ動かせない状態になっていた。
(本当に指も動かせない……!)
 側から見ると、水中に沈んだチカがそのまま凍らされたかのような、そんな幻想的な様子になっていた。まるで氷漬けになっているかのようだ。
 その様子を満足げに眺めていた社長と技技名だったが、ふと顔を見合わせてほとんど同時に呟いた。
「「これ、箱詰めじゃなくて固めじゃない?」」
 それを横で見守っていた専属医の雷麗寺ひなは、盛大にため息を吐いた。
「なんでやるまで気づかないんですか?」
 呆れ返った様子のひなの言葉に、ふたりは盛大に慌てる。
「いや、これはその、たまにはこういう趣向もいいかなって思っただけで!」
「そうそう! チカは中心の一番真ん中になるし、いわゆる一種のアクセントとして……!」
「言い訳はいいです」
 スパッとひなはふたりの言葉を遮った。
「そんなことより、速く次の行動に映らないといけないのでは? 時間は限られていますよ」
 そう促されて、社長と技技名のふたりは慌てて次の行動に移った。
 まず、チカを詰めた箱を、ルカの箱の上に積む。そして、改めて特殊な光を三人に当て、詰みあがった箱を固定化した。
「よーし、それじゃあ早速お客さんを迎えに行きましょー!」
 元気な社長の号令に従って、箱詰倶楽部の車が動き出した。
 十人同時箱詰めという、箱詰倶楽部にとっても新境地への挑戦だ。




 高田こころは、そのトラックの到着を楽しみに待っていた。
 箱詰倶楽部のことを知って早半年。いままでは妄想の中でしかなかった行為をいくつもしてきたこころだったが、今回のプレイは彼女が自らプレイ計画を練って提案したものだ。
 出来る限り仲間を集め、倶楽部にも協力してもらってようやく実現にこぎ着けた。こころは期待に満ちた目で、マンションの外で待っていた。
 そこに、見慣れたロゴを荷台の壁面に掲げたトラックがマンション傍の曲がり角に見えた。
 思わず破顔したこころは、そのトラックに向かって手を振る。
 こころの住むマンションの目の前で止まったトラックから、スーツを着こなした若い女性と女性にしてはタッパのある逞しい女性が降りてくる。
「お久しぶりですね。高田様」
 スーツをパリッと着こなした若い女性が柔らかな笑みを浮かべながらこころに挨拶をする。
 箱詰倶楽部の社長であるその女性に対し、こころは少し緊張しながらも同じように笑顔を返した。
「今日は無茶な要望を叶えてくださってありがとうございます」
「いえいえ、毎度当倶楽部をご利用してくださって、こちらこそ感謝してお――」
「早くしないと時間なくなるよ!」
 タッパのある女性……倶楽部の技術班主任の技技名がそう二人に声をかける。こころと社長は顔を見合わせて、笑いあった。
「そうですね。じゃあ、さっそくですけど、お願いします」
「はい。お任せください。……と、その前に、先にご覧になりますか?」
 そういって社長がトラックの荷台を指し示す。こころは少し悩んだあと、頷いた。
 三人は一端トラックの荷台の扉側に回る。少しだけ扉を開け、その隙間に滑り込んだ。
 中は暗い上にカーテンのようなものが遮蔽となっていて、荷台にあるものの様子はほとんど見えなかった。
 今回、十人を同時に箱詰めにし、さらにそれを積み上げるという計画だった。そして、こころは発案者であることも含め、一番最後に箱詰めされることになっていた。
 つまり、すでにこのトラックの中には、九人の箱詰めが完了している状態があるわけだ。
「ひとりひとり回収して箱詰めするって……よくよく考えたらすごく大変でしたよね……すみません」
「いえいえ。おかげさまで皆様の少しずつ違う反応を楽しめておりますし」
 社長はそういって朗らかに笑ったが、当然それで済む話のわけなはずがない。色んな意味で豪気な倶楽部と社長の対応に、こころは感謝しかなかった。
 そんなこころの背後で、扉が閉められる。外からの視線を完全に遮断した。
「電気つけるよー」
 技技名がそう声をかけると同時。トラックの中の電球が灯る。
 ほぼ同時に社長がカーテンを横に引き、その圧巻の光景がこころの前に映し出された。
「…………!」
 あまりの感動と衝撃に、こころは声をあげることもできず、ただその光景に見惚れる。
 そこには、それぞれ年齢も違う九人の女性が、生まれたままの姿で、不可思議な箱の中に詰められて、そこに積み上げられていた。最後の一ピースが欠けてはいるものの、その光景は実に見事で、美しい仕上がりだった。
 形はちょうど凹の形だ。それぞれ、凹を構成する四角い箱の中に、1人1人が詰められている。
 彼女たちは目を瞑っているもの、目を開けているもの、色々だったが、共通しているのは小さく体を折りたたむようにしているということ。一番下の箱に詰められた女性だけでは、足を百八十度開いた恥ずかしすぎるポーズで詰められていたが、狭い空間に無理やり体を押し込んでいる点は変わらない。
 他の八人は、体育座りを限界まで小さくしたような状態で、空中に浮いているように見える格好でそれぞれ箱の中に詰められていた。
 どんな材質を使っているのかわからないが、完全に透明な箱に入れられている彼女たちは、ライトアップされることで空中に浮いているとしか思えない状態になっていた。
 目を閉じている子も、目を開けている子も、いずれにも共通しているのは、まるで安心しきった胎児のような穏やかな表情で、じっとしているということだった。箱詰めに取りつかれた者しかいないわけだから、それは当然でもあったが。
 こころが提案した光景そのまま、いや、それ以上の光景がトラックの中で展開されていた。
 半ば放心状態でそれを見ていたこころに対し、箱詰倶楽部の社長が得意げに胸を逸らす。
「ふふふ……素敵なものでしょう? 想像を現実に。理想を実際に。それが箱詰倶楽部のモットーですから」
「さすがにここまで完璧にするには苦労したけどねー。あっはっは!」
 技術的な問題をクリアしてみせた技技名が豪快に笑う。
 こころは、早くこの夢のような光景の一部になりたいという想いでいっぱいだった。
「ありがとうございます! 社長さん! ……それで、その……」
「はい。さっそく始めましょう!」
 そう社長がいって、いよいよこころがこの箱詰めの山の一部になる準備が始まった。




 箱詰倶楽部本社の地下駐車場に、トラックが再び帰ってきた。
 荷下ろしのために、搬入出口の前に荷台の扉を向けて止まったトラックから、社長と技技名、ひなが降りる。運転手と作業員は無駄口一つ叩かずに作業に取り掛かった。
 大きくトラックの扉が開かれ、中で積み上げられた九つの箱が見える。しかし、透明だった十個の箱はまるで材質自体が変わってしまったかのように、真っ黒な色に変わっていた。中に何が入っているかもわからない。
 黒い箱が十個詰みあがっていることだけがわかる。
「光を当てるだけでこんな色に変えられるなんて……これ、内側からはどう見えてるんですか?」
 ひなが不思議そうに問いかける。技技名は悔しそうに応えた。
「本当はマジックミラーみたいに、外からは見えなくても中からは外が見えるようにしたかったんだけどねー。さすがにその機能を付けることはできなかったよー。いまは普通の箱詰めと同じ感じで、光も感じない暗闇になってるはずー」
「……当てる光によって色が変わるだけでも大概だと思いますけどね」
 ひなはそう指摘するだけにとどめ、聴診器のようなものを取りだして十個の箱一つずつに当てていく。しばらくそうしていたひなだったが、納得したように頷いて聴診器を箱から離した。
「うん。呼吸音も心拍音も正常ですね。特にトラブルは発生してないみたいですよ」
 社長はそのひなの言葉に対して満足そうに頷く。
「安全面にはきちんと気を付けているから当然だけど、ひなちゃんがそう言うなら間違いないね!」
 一方、技技名は若干苦笑いを浮かべていた。
「……たまに思うんだけど、呼吸音はともかく、なんで箱越しに心拍音が聞こえるのかな?」
「さすがに多重箱詰めの時は無理ですよ?」
 朗らかにひなは答えた。しかし、壁が一つだけとはいえ、箱詰めされた状態の人間の心拍音を聞きとることができるなど、人間技ではない。
 技技名と持っている技術はまったく違うが、ひなもまた倶楽部にいるにはありえないレベルの技術力の持ち主だった。
「まあ、とにかく倶楽部専属医の確信があるなら、このまま最後のディスプレイに進めちゃおうか!」
 そういって、作業員も総動員して、箱をトラックから運び出す。人間一人が入っている重さのため、台車に乗せて運ぶのが主な方法だった。ただし、しずなが入っている細長い箱だけは作業員が数人がかりで運び入れた。
「さて……それじゃあ、積み上げていきましょう!」
 楽しげな社長の声に従って、技技名も手伝いつつ、箱詰め倶楽部のエントランスに箱を積み上げていく。
 そこに、会員と共に『オーソドックス箱詰め』コース担当の間木和カナコがエントランスに降りてきた。
「ありゃ? 社長に、技技名に、ひなさん。もう戻って来てたんですか?」
「ああ、カナコちゃん。そうなのよー。まあ、時間制限あるからねー。トラックでの移動とはいえ、負担がかかるのは事実だし、そんな長い時間詰めたままでいるわけにもいかないからねぇ……」
 社長は残念そうにつぶやく。
 そんな彼女に向け、カナコのコースを受けていた会員が挨拶をする。
「こ、こんにちは。社長さん」
 最近箱詰倶楽部に入会した大見零羽だ。大学生の彼女は少ない資金をやりくりして、なんとか箱詰めプレイを楽しんでいる。
「零羽ちゃんもいらっしゃーい。今日も堪能した?」
 そう社長に問いかけられると、零羽は少し顔を赤くしつつも頷いた。
「は、はい……」
「そう。それはよかった」
 そう笑みを浮かべる社長は、自分と同じ趣味をもつ仲間が増えることをとても喜んでいる。彼女にとって、仲間が増えることはとても嬉しいことだ。社長は隙あらばさらに零羽を箱詰めプレイの深淵に引きずり込もうと考えていた。しかし、まだ倶楽部に入会して日が浅い。いまはじっくりと箱詰めの魅力に嵌ってもらう時期だと社長は考えていた。
「ちょうどよかったわ。ちょうど搬入が終わったところだったし……ぜひ、ふたりも見ていってね!」
 社長がそういって、技技名に視線を送る。技技名はそれに応えて設備の操作に動いた。
 黒い箱が積み上げられているようにしか見えないその様子に、零羽は不思議そうな顔でそれを見ていた。箱詰倶楽部の会員であるだけあって、その中に人が入っていることまではわかっているようだが、さすがにその箱がオーバーテクノロジーの塊で出来ていることまでは想像できていないようだった。
「いっくよー!」
 技技名がそう元気よく声をあげ、積み上げられた黒い箱の四方に配されたライトを点灯させる。
 ほんの数秒でその効果は表れた。
「……!」
 零羽が息を呑む。詰みあがっていた箱の中に、詰め込まれた裸の女性たちが浮かび上がっていた。小さく体を丸めているその姿。空中に浮いている彼女たちの中には、目を開けている者もいて、零羽と目線が合う。零羽はますます顔を赤くして、カナコの背後に隠れてしまった。
 一方のカナコは興味深そうにその箱詰めプレイを眺めていた。
「うひゃあ! これはすごいねぇ。一番上に積まれている人とか、ちょっと怖いんじゃないですか?」
「かもね! もっとも、いくら怖かろうと微動だにできないから大丈夫だけどね! 強度的にも、中の子たちが暴れた程度じゃびくともしないし!」
 技術班の技技名が太鼓判を押す。
 興味津々になっているカナコの背後に隠れた零羽は、それでも興味はあるのか、恐る恐る様子を伺っていた。
「ふふふ。零羽ちゃん、どうかしら?」
「ど、どうって……」
「この人たちは皆、透明な箱に閉じ込められているの。ほとんど見えないけど、口枷とかも全部見えないようにしてるから、まるで空中に浮いているみたいでしょう?」
「……い、色々見えちゃって、ますよ、ね。こ、これも箱詰め……なんですか?」
 顔を真っ赤にしながら、足をもじもじさせていう零羽。その反応に社長とカナコは思わずアイコンタクトを交わした。
 カナコはことさら明るい声で、零羽の言葉を肯定する。
「ええ。変則的ではあるけど、これも立派な箱詰めね」
「いわば、見られる箱詰め……ってところかしら。いまは倶楽部会員しか入れないエントランスに飾っているけど、これを駅前の広場とかに飾ったら……道行く人にすごく見られちゃうわね」
「…………!」
 零羽が体を震わせるのを、社長もカナコも見逃さなかった。しかし、ここでそれには触れない。
「技技名。せっかくだから零羽ちゃんにこの透明な箱の技術について教えてあげて」
 社長は技技名にそう命じて、零羽の意識を逸らしつつ、次の倶楽部として提案するプレイが決まったという晴れ晴れとした顔をしていた。
 社長と付き合いの長いひななどは、そんな社長の様子を見て、やれやれとため息を吐くのだった。


 こうして、箱詰倶楽部の最大数の箱詰めプレイは無事成功を収めた。
 その後パンフレットや告知ホームページに十人箱詰めプレイの画像が使用された結果、似たような大型箱詰めプレイの希望者が増え、倶楽部では定期的に大規模箱詰めイベントが行われるようになったのだった。


~箱詰倶楽部の出張業 後編 終わり~

箱詰倶楽部の出張業 中編


 厳重に鍵がかけられたスーツケースが開かれると、その中にぎゅうぎゅうに詰められた女体が露わになった。
 当の彼女に意識はないようで、小さな箱の中で体を限界以上に小さく縮めている。その体にはじわりと汗が滲んでいて、どこか官能的な印象を見る者に与えた。
「……ルカさん、完全に寝ているようですね」
 しずなが効くと、技術班の技技名がどん、と胸を叩く。
「特製催眠ガスを注入したからね!」
「一応聞きますが、それ、大丈夫なんですよね?」
「もちろんさ! ちょっと数時間目を覚まさないだけで、後遺症もなにも残らないはずだよ!」
「箱詰め状態で睡眠ガスを嗅がせるということについてだったんですが……まあいいです」
 しずなはそう言って追及を諦めた。技術力に関して技技名の腕を信用していないわけではなく、聞いたのも単なる確認の意味合いが強かったからだ。
 繊細な技術を扱うとはとても思えないほど体格のいい技技名が、誰の手を借りるわけでもなく脱力したルカをスーツケースの中から抱えあげる。
 目隠しをされているルカが起きているのか寝ているのかはわからなかったが、だらりとした手足の様子を見る限り、完全に意識を失っているようだった。
「よーし、社長。そこにある箱を展開して」
「はいはーい」
 今回、使用する箱はすべて以前しずなが詰められたような、透明な箱の類似品を用意していた。
 その箱は中に詰められた人の様子がはっきりと見える特注品で、光を集中して当てることでほとんど視認できないほど透明なものになる。その光の熱でつなぎ目まで喪失するため、完璧な箱詰めが外から視認出来るという素晴らしいものだった。
「今回のこの箱詰めにはあれからさらに改良を加えててね……こんなものを用意してみました!」
 そういって技技名が取りだしたのは、透明なガスマスクのような代物だった。マスクから管まで、すべてが透明な素材で出来ている。
「それってもしかして……」
「そう! これもこの箱を作ったのと同じ素材で出来ていてね?これを用いることにより、さらに身一つで箱の中に閉じ込められている感がすると思うよ! ちなみに鼻呼吸タイプと開口具タイプがあるから」
「2タイプ用意したんですか? どうしてまたそんな手間を……」
「全部一緒じゃ、面白くないじゃない! 見た目的にも単調になるし!」
 社長の至極当然というセリフに、しずなは少し額を抑えた。
「まあ……いいです。妥協しないというのは経営者としてとてもいいことじゃないでしょうか」
「あれ? しずなちゃん、なんかすごく呆れてない?」
 技技名は透明なマスクのうち、鼻呼吸タイプのものをルカに装着させる。
「意識なしの状態が続くルカには鼻呼吸タイプのものだね! これをこうして……と」
「息苦しさで異変に気づきませんか?」
「ちゃんと呼吸さえできればたぶん大丈夫さ!」
 技技名の楽観的ともいえる言葉に、しずなは再度額を手で押さえるのだった。
「ところで……マスクの方はまだわかりますが、それを接続するボンベはどうするんですか? いくら技技名でも、それまで透明なものを用意するのは無理では……?」
「まあ、さすがにボンベまでは透明にするのは無理だね。ただ酸素を供給するだけならまだしも、この箱詰めの場合、吐いた息をどこかに収納しなくちゃいけない。この前しずなにやってもらったときは、背中に置いたボンベを髪の毛で隠したけど……今回はもう一歩進めてみようかと思う。長時間詰めじゃないからこそ、できることだけどね」
 そういって技技名が取りだしたのは、ディオルドやバイブレベルの小さな二本の機械だった。
「それは……?」
「ふっふっふ。これぞ我が箱詰倶楽部の技術の粋を結集してつくった呼吸制御装置さ!」
「……!?」
 しずなやチカがその小さなサイズを見て驚きに目をむく。
「そんなまさか……! そこまで小さなサイズに圧縮しているというんですか? 数時間分の酸素を?」
「嘘……ですよね? だってそれくらいのサイズって……海に行ったときに、そういう酸素ボンベと一体になったマスクみたいなものを使ったことがありますけど……三分とかその程度しか保たなかったはずです」
 チカがそう問いかけると、技技名は何を言っているんだと言いそうな顔で堂々と答えた。
「ははっ、倶楽部の技術力を舐めちゃいけないよ! 常に倶楽部の技術力は進歩しているのさ! この二本のボンベとマスクから伸びるチューブを連結することで、最大7時間の完全箱詰めが可能!」
 さらりととんでもないことを可能にしているのも、この倶楽部の特徴だった。
「この倶楽部の技術力はもうちょっと違うところで活かしましょうよ……」
 しずなはやれやれと言いたげな様子で、そう呟いた。もちろん、社長や技技名がそれに頷くわけもなく。
「何を言っているんだいしずな。この技術力は箱詰めをするためにこそ輝くんじゃないか」
「そうよしずなちゃん。箱詰めプレイ以上にこれを活かすことなんてできないわ」
「……はあ、もういいです。それで、かなりの小型化に成功したのはわかりますが……それをどうするんですか?」
 技技名は二つのボンベの表面を特殊な液体を救った手で撫でながら応じた。
「どうするって……そりゃ、こうするのさ!」
 二本のボンベに透明なチューブを接続し、ボンベそのものをルカの秘部と肛門に突き刺す。一瞬ルカがぴくりと反応したが、睡眠ガスの効果で起きはしなかった。
 そのままボンベが奥まで入ってしまえば、二つの穴に不自然な歪みが見えるだけで外側からはまさかその中にボンベが入っているとはとても思えないだろう。
「さすがは技技名。完璧な形ね。オーダー通りだわ」
「……あとでルカさんに怒られても知りませんからね」
 しずなはそう言って締めくくった。ちなみに、あとで自分たちもそれを入れることになるのだろうと察したしずなとチカは、それぞれ気まずそうにもじもじと内股になってしまうのだが。
「これでよし……と。あとは箱に詰めるだけだね!」
「ルカちゃんを積めるのはこの箱ね」
 そういって社長は箱の中の一つを運んでくる。
「これは以前のもののように不自然な姿勢で拘束するタイプですか?」
「いやー。さすがにそれは無理だよー。寝ちゃってるし」
「ルカちゃんには一番基本的な体勢を取ってもらおうと思うの。つまり……ん、こうね」
 体育座りの姿勢で限界近くまで小さくなったルカの左右から、透明のパーツが箱の形になるように組み合わさり、ルカは透明な箱の中で体育座りをしている状態になった。
「うん! 完璧だね!」
「さすがは技技名! 請求通りの完璧な施工だわ!」
 まだパーツが完全に透明になっておらず、繋ぎも残っているとはいえ、かなり透明度は高く、ルカは空中に浮かんで体育座りをしているような体勢になっていた。少しだけつま先がお尻よりも下に行くようになっており、その姿勢も相成って空中に浮かんでいる感じはさらによく出ている。よく見るとルカのお尻は不自然に押しつけられているような形だが、前から見ればそれは目立たない程度のゆがみだ。さらに、自然とうつむく姿勢になっているため目隠しもうまい具合に隠れており、身一つでと浮かんでいるような感覚はさらに強くなっている。
 これを参列並ぶうちの中央に設置すれば、確かに見栄えはよくなるだろう。
「……さすがは、こういうことに関しては本当によく頭が回りますね、社長は」
 ため息交じりにしずながいうと、社長は「それ褒められてるのかしら」と不満げに返した。しかしすぐに表情を笑顔に変え、しずなとチカに言う。
「さあ、じゃあ次はしずなちゃんの番ね」
 そういう社長の楽しげな様子に、再度ため息を吐きながら、しずなは観念したように頷く。
「わかりました。とりあえず脱げばいいんですよね?」
「ええ! あ、でも先にストレッチしておいた方がいいかも。全裸でストレッチは嫌でしょ?」
 その言葉に、ブラウスを脱ぎかけていたしずなは手を止め、眉をひそめた。
「ストレッチ……ですか」
「うん!」
「……なるほど、わかりました」
 また不自然な体勢で閉じ込められることになるのだろうな、としずなは諦めの境地で受け入れつつ、入念にストレッチを行う。
 そしてそれがすんでから、改めてしずなは裸になった。前回の時もそうだったが、今回はチカも含めて人が多いため、いつもクールなしずなも居心地が悪そうに両手であそこや胸を隠す。
 そんなしずなのことにはさほど頓着せず、社長と技技名は準備を進めていた。二人が用意したのは、やたらと細長い透明パーツだった。
「……? それ、どうやって詰められればいいんですか?」
「ふふふ……この前、しずなちゃんに体の柔らかさを確認させてもらったとき、すごかったじゃない? その驚きを共有したいなって思って!」
「まず下のパーツをこう置くでしょう?」
 技技名は下のパーツという細長い長方形のパーツを地面に置く。
「まずは、この上に足を百八十度開いた状態で座って!」
「……本気ですか?」
「もちろん!」
 しずなはものすごく断りたい気分になっていたが、ここまで来た以上、仕事である以上、言い出せなかった。仕方なく、言われるまま足を百八十度開きながら、そのパーツの上に座る。パーツはちょうどしずなの体の形に窪みがあって、しずなの体はちょうどそこに収まった。
「ん……ちょっと、技技名さん。これ、少し後ろ斜めになってませんか? 安定しないんですが……」
「ああ、それは元々だから大丈夫! 猫背になる感じで体を丸めて……そうそう! そんな感じ! ルカと同じで俯く姿勢になるから、言うほど恥ずかしくないでしょ?」
「……いや、普通に大股開きの時点で恥ずかしいですよ」
 冷静に返すしずなだったが、もちろん技技名たちがそれを聞いてどうにかするわけもなく。
「じゃあ、次は両手だね。こう、足に添うように横に伸ばしてみてくれる?」
 しずなが大人しくそれに従うと、技技名は足首の先を覆うパーツを持ってきて、足首に重ねたしずなの手を一緒に封入してしまう。そうなると、しずなは両手首と両足首を枷によって拘束されたようなもので、そこから動かせなくなった。しずなは一本の棒のように、両手両足を伸ばして、体を器用に折りたたんだ状態で動けなくなった。少し斜めに傾くようになっているため、アソコがもろに衆目に晒されている姿勢だ。いくら顔は俯く状態になるとはいえ、恥ずかしい体勢には違いない。
「次はマスクをつけるねー。あ。しずなは完全に俯く姿勢になるから、顎の下あたりに空間ができるでしょ? そこにこの首輪型ボンベをつけてもらうよ!」
「……本当に色々器用ですね、あなたは」
 技技名の用意した首輪型ボンベをつけてもらい、マスクも装着する。
「よし、じゃあ閉じるよー」
 真上から蓋のようにパーツが被せられ、しずなもまた完全に箱の中に閉じ込められた。
「横に長くないですか?」
 そうチカが尋ねる。しずなの入っている箱は、確かに横に長く、普通に積もうとすると横幅が大きすぎるように見えた。
「ふふふー。その理由はねぇ……こういうことさ!」
 技技名はまずしずなの入った箱を箱を積む場所の一番下に置く。そのちょうど真ん中にルカの入った箱を積み上げた。
「あ……っ、なるほど……」
 チカが感心したように頷く。横に長いしずなの箱と、ルカの入った箱の横幅には、ちょうど三倍くらいの差があった。つまり、真ん中に置かれたルカの左右には、まだしずなの箱の上におくことのできる空間が二人分空いていることになる。
「こうやって、四段に積むんですね」
 チカがそう確認すると、社長が頷いた。
「そうなのよ! いやー。依頼書では10人ってあったけど、よく考えたら三列に積んでも四列に積んでも綺麗に詰めないじゃない? かといって五列で積んだら低すぎるし、二列じゃ高すぎるし……そこで、この詰み方よ! しずなちゃんの軟体の特徴も活かせて最高の形でしょ?」
「最高の形……かはわからないですけど……もしかして、私にもそういう特殊な形を用意してたりします?」
 倶楽部最少の体サイズを誇るチカにも、そういう形があってもおかしくない。嫌な予感を覚えたチカだが、意外にも社長は首を横に振った。
「チカちゃんの方はそういう特殊な形状にするわけにはいかなかったのよねぇ。透明なボールに入れて持ち運び……とかも考えたけど。今回の積み上げる趣旨には添わないし」
 その言葉に、少し安心するチカ。だが、技技名がいい笑顔を浮かべていることに気づき、そんなに甘い話じゃないらしいことを悟る。
「チカにはちょっとみんなとは変わった詰められ方をしてみて欲しいんだ!」
「……は、はぁ……変わった詰み方……ですか?」
「そう! まあ、とりあえず詰めながら説明するから、服を脱いで!」
 促されて、チカは大人しく服を脱ぎ始めた。

後編に続く
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